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役者になりたい、そう思う若者はきっと多いでしょう。
しかし、本当にその世界に飛び込んで、その確証のない夢にかける勇気は、誰にでも持てるものではありません。
 
柔和な笑顔の小川惇貴(じゅんき)さん。そんな役者の世界に飛び込んだ若者です。
学校を卒業して数年。今はアマチュア劇団で腕を磨く日々。この『茜色の約束』は小川さんにとってチャンスとなるはず。松村武さんや、かっぱさんと絡む重要な役どころ「やくざ」の役をつかみました。
 
「みなさん、大きな(名前の)方ばかり。足を引張らないように...」と緊張を語る小川さん。「細かいところまで自分で役作りして、演技したつもりです」と、当日を振り返ってくださいます。
「いつもは舞台中心。舞台では場面が前後することがないのですが、映画は違う。
シーンを切り取って繋げていくのだから、その時々で表情が変わらないよう気を使いました」
 
「将来は、自分にしかできない役ができるようになりたい」それが小川さんの最終目標。今は、与えられた役を一つひとつ丁寧にこなして、「自分というもの」を創っている真っ最中。一緒に演じた、プロの役者さんの様子も、しっかり財産にしたにちがいありません。
 
暑い撮影期間中、いつも柔和な表情で、淡々と裏方をこなしてくれていた姿と、弾けたやくざ役とのギャップが、なんだか未来の大器を思わせて、期待大の平成の若者なのでした。

(文・写真 取田智子)

 

 

優しい目元で、まさかのやくざ役。「やくざといえば黒スーツでしょう?黒って光を集めてすごく暑くって汗だく……。」笑うとますます、目じりが穏やかに。さて、いったいどんなやくざに!?